今回のテーマ「色の組み合わせ」
前回の投稿からすっかり期間が空いてしまいました。今回はコーディネートで意識している事について取り上げることにしました。
コーディネートは色のバランスでアイテムが映えるようになったり、色の調和でおしゃれに見せられるので、色の組み合わせを考えるのが好きです。雰囲気としてはブラウン・ベージュ・グレーの柔らかい雰囲気が好きで、大体この3色に加えて、ブラック・ネイビー・ホワイト・カーキを選んでいます。特にブラックは本当に何でも合わせやすくて万能ですよね。困ったら黒。
そんなブラックですが、特に寒色より暖色を取り入れたくなる冬は油断すると全体的に暗めのトーンになりがちという事は無いでしょうか?自分は特に服のバリエーションが少ない時は、手持ちのパンツはダークトーンのものばかりでコーディネートに苦戦していました。そこで今年取り入れてみたのが、秋冬の白パンツです。
黒基調の色選び
こちらは数年前に購入した黒のトレンチコートを主役に、黒パンツと合わせたコーディネートです。
▼筆者の身長/体重 176cm/63kg
▼着用アイテム
coat:dulcamara/よそいきトレンチコート、color:BLACK、size:1
cardigan:stein/cashmere with a neck cardigan、color:BROWN、size:S
inner:AURALEE /luster plaiting l/s tee、color:light pink、size:4
pants:SUNSEA/n.m thickened beach pants、color:BLACK、size:2
このコーディネートでは、アウターとパンツを黒で統一し、インナーはブラウン、ライトピンクと明暗の段差をつけつつ柔らかさと明るさを取り入れました。黒のかっこよさも活かしつつ、アイテム一つ一つが映える事を意識した、結構気に入っている組み合わせです。
暗めの色のインナーが活かしづらい黒パンツ
ただ、ここに暗めの色のインナーを入れてしまうと一気にアイテムごとの輪郭がぼやけてしまう事が多く(オールブラックでも素材感を変えてアイテムを映えさせる上級テクなどもありますが)。以前はパンツが暗めのものばかりだったので、気に入って購入したブラックやグレーのインナーが冬に全く活躍しなくなる悲しい事案がたびたび発生していました。涙
秋冬の白パンツ
そこで導入したのが、こちらの白パンツ。
▼着用アイテム
sweater:stein/oversized rebuild sweat、color:BLACK、size:M
pants:STUDIO NICHOLSON/sorte、color:dove、size:M
スタジオニコルソンのパンツはずっと気になっていましたが、少しグレーがかった白の「dove」という色味に惹かれて購入。秋のコーディネートとして、steinの大きめ黒スウェットと合わせたのですが、白パンツとのコントラストでスウェットが主役としてしっかり映えてくれると感じました。袖のブリーチカラーもアクセントになってくれています。
白パンツは楽しいけど難しい!
コーディネートは色のバランスでアイテムが映えるようになったり、色の調和でおしゃれに見せられるので、自分は色の組み合わせを考えるのが好きです。
この白パンツは手持ちの暗めのアウターやインナーとの組み合わせの幅がぐっと広がる、良い買い物だったと満足しています。
ただ、やっぱり黒やブラウンのパンツと比べて、スタジオニコルソンならではのボリュームたっぷりシルエットも相まって、コーディネートは結構難しく。白パンツを軸にコーディネートを組み始めたのに最終的にはパンツが変わっていたりと、まだまだ苦戦しています。笑
最後に
今回はアイテムへの思い入れを語る形式でなく、コーディネートの幅を拡げるという視点の一例について紹介してみました。というのも、服を買うときに「この服カッコいい…!一目惚れ!」のケースも時々あるのですが、多くは「今の服を活かしつつ、昨年とは違ったコーディネートが出来る合わせやすい服」という基準で選んでいるなと思ったためです。
早くも2022の春夏アイテムのデリバリーが始まり、来年の気分転換に思いを馳せつつ、冬のコーディネートを考えていきたいと思っておりますので、ゆるくお付き合いいただければ幸いです。