今回のテーマ「ダウンジャケット」
寒さも厳しくなり、ダウンジャケットを使う機会も増えたかと思います。最強の防寒性を持ち合わせているダウンジャケットですが、膨れやすいシルエットとチープに見えやすいテロっとした表情ゆえに、おじさん・おばさん感が出やすくて難しいアイテムと思っております。
オシャレは気合い、とダウンジャケットを捨て去る選択肢も無くは無いのですが、個人的には無理なく快適な服装である事も大切なので、ダウンジャケットはガシガシ着ていきたいところ。
そんなこんなでダウンジャケットと格闘した結果、少し光明が見えてきたので共有させていただきます。
色味を統一して、きれい目を取り入れる
初めに結論を申し上げると、これじゃないかなと。以下はAURALEEのダウンジャケットを使ったコーディネートです。
▼筆者の身長/体重 176cm/63kg
▼着用アイテム
down jacket:AURALEE color:green、size:4
knit sweater:yoke、color:beige、size:3
pants:STUDIO NICHOLSON/sorte、color:dove、size:M
ダウンジャケット自体が淡めの色なので、全体をペールトーンで統一してまとまりを作りつつ、きれい目なアイテムを選ぶ事でカジュアルさを控えめにしています。
そうは言ってもこんなダウンジャケット選べないよ、って思われる気もするのでもう一つ。
こちらはナイロンジャケットでシルエットがスッキリしているのですが、プリマロフトが採用されており、めちゃくちゃ暖かい優れものです。こちらもテロっと感のあるジャケットという事で、コーディネートをご紹介します。
▼着用アイテム
jacket:stein、color:charcoal、size:S
hoodie:yoke、color:black、size:2
pants:DAIWA PIER39、color:charcoal、size:M
このコーディネートでは、インナーはカジュアルなパーカーを着ているのですが、アウターと同じチャコールの色味でフランネル素材のパンツとグレーの靴を合わせる事で、全体の統一感を持たせつつ、きれい目感を足しています。
ここまで書いて気づいた矛盾
きれい目なアイテムというとシャツを連想しますが、インナーにシャツを合わせると作業着感が出てしまう気がしますね。ダウンジャケットはカジュアルなアイテムなので、上半身はカジュアル路線で統一した方が良いのかも。インナーはきれい目なニットやスウェットを選ぶのがおすすめです。
パンツはきれい目と言いましたが、デニムなどでも色味がジャケット統一されていればまとまりが出来ると思いました。黒ダウンに黒デニムなど。
前を閉める場合はワントーン過ぎてしまうかもしれないので、明るめの色をレイヤードさせたり、マフラーに差し色を使ってあげるなどの工夫があるとおしゃれに見えるかもしれません。
最後に
コーディネートをまとめた後に色々考えていたら、挙げたルールでも微妙な組み合わせが思いついて急遽補足させていただきましたが、一言では言えない難しさがやはりあるなと痛感させられました。ダウンジャケットを着る時に妥協感が出てしまうと、イマイチ気分が上がらなかったりもすると思うので、冬も折り返しですが、引き続き研究を続けたいと思います。